平成12年10月


JCO事故後の安全確認結果


原 子 燃 料 工 業 株 式 会 社 
日本ニユクリア・フユエル株式会社
三 菱 原 子 燃 料 株 式 会 社 


1) 各社の臨界安全自主点検

 昨年9月30日のJCO臨界事故後、直ちに原子燃料加工事業の各社はそれぞれの社内に「緊急対策本部」を設置し対応にあたりました。そして、各加工工程を詳細に再チェックし、臨界安全管理方法を含む管理状況を確認すると共に、従業員に対する臨時教育を実施し臨界安全について再徹底しました。さらに、加工事業の許可申請書、設計工事認可申請書やこれらの許認可条件等を再チェックし、特に保安規定をはじめとして各マニュアルの遵守状況を確認しました。

2) 科学技術庁による検査

 事故直後の10月上旬、科学技術庁は加工各社の全事業所に立入検査を実施し、臨界管理を中心として総点検を行い、施設・設備、作業・運転方法、教育訓練等に関する安全性を確認しました。

 

3) 自治体による原子力施設安全総点検結果の調査

 茨城県所在の事業所は、茨城県から安全総点検及び結果の報告の要請を受け、各社入念な総点検を実施し報告を行いました。県は、各原子力事業者の報告した安全総点検結果に係わる調査を実施し、臨界防止の安全対策が適切に講じられていることを確認しました。

 なお、茨城県は上記調査結果を「原子力施設の安全総点検結果に係る調査結果について(平成12年5月24日)」という報告書として公表しています。

4) NSネットによる相互評価

 我が国の原子力事業者(電力、プラントメーカー、原子燃料加工各社、研究機関)は、 国民の原子力に対する信頼感を取り戻すために、安全情報の交換及び相互評価のためのシステム機能を有する ニュークリアセイフティーネットワーク(NSネット)を自主的に設立しました (現在、この活動は原子力安全推進協会:JANSI に引き継がれています)。 加工各社はNSネットによる相互評価を次に示す日程で受審しました。

平成12年4月 三菱原子燃料(株)
     5月 原子燃料工業(株)東海製造所
     6月 日本ニユクリア・フユエル(株)

 本相互評価においても、各社の臨界安全管理が適切に行われていることが確認されました。

以上




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